2019年9月、山形県へ旅行した際に行きました。
立石寺は、貞観2年(860年)慈覚大師円仁によって創建された寺院です。松尾芭蕉の有名な句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んだ場所としても知られています。
山形駅から仙山線に乗り山寺駅へ…
乗車時間や約20分。ホームから立石寺が見えます(*'▽')
山寺駅は「東北の駅百選」にも選ばれているんですよ~
この日はとても天気が良い。頂上からどんな景色が見れるのかワクワクするな♪
途中、鳥居と長い石段が現れます。これは山寺日枝神社へ続いているのですが、この石段は登らずに先へ進みます。
山寺駅から7分ほど歩くと登山口に到着です。ここから1000段以上の石段を登り、奥之院を目指します。
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石段を登り初めて最初に出てくる建築物が根本中堂です。
根本中堂はブナ材の建築物では日本最古とされ、国の重要文化財に指定されています。堂内には、慈覚大師作と伝えられている木造薬師如来坐像が安置されています。
根本中堂から山門へ向かう途中に、山寺日枝神社があります。
創建は貞観2年(860年)とされています。立石寺を開山する際に山寺一山の守護神として、日吉大社(滋賀県大津市)より御分霊を勧請し祀ったのが始まりです。明治初期の神仏分離令により、立石寺とは切り離し山寺村の守護神して現在に至ります。御祭神には、大山昨命(おおやまぐいのみこと)や大己貴命(おおなむぢのみこと)など5柱をお祀りしています。
境内に茶屋があり、お店の人に力こんにゃくを進められたのでついつい買ってしまいました。まだ全然石段を登っていないのに休憩してしまったわ…(笑)
先へ進んでいる途中に、松尾芭蕉と河合曽良の像がありました。
山門で入山料(300円)を払います。ここから本格的に石段を登ることとなります。
約420段の所にせみ塚があります。この辺りにはベンチがあり、腰を掛けることができます。光の加減でしょうか?葉っぱがとても綺麗な緑色に見えたのが印象に残っています。
さらに進むと弥陀洞や仁王門が…!!
仁王門を過ぎると開山堂や納経堂が見れます。納経堂は山内で最も古い建物で、奥之院で写経された法華経が納められているそうです。
ここからの景色を見ると、だいぶ登ってきたな~と感じました(*^▽^*)
奥之院へ向かう途中に、4つの支院(性相院・金乗院・中性院・華蔵院)があります。
[性相院]
[金乗院]
[華蔵院]
各支院にのんびりお参りしながら進んだので、この辺りで石段がキツイとは感じませんでした。
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1000段以上の石段を登り切ると… 目の前には奥之院が!!
参道の終点にあることから奥之院と呼ばれていますが、正しくは如法堂と呼ぶそうです。また大仏殿には、高さ5メートルもある金色の阿弥陀如来像が安置されています。
奥之院から戻る途中に五大堂へ…
五大堂は、断崖から突き出すようにお堂が建てられていて、山寺を一望することができます。
晴れていたので遠くまで見渡せました♪ホント素敵な景色だな~(*´▽`*)1000段以上の石段を登るのは大変ですが、行く価値ありですよ。
1つ残念だったのが、五大堂の壁に落書きされていたことですね。結構酷かったので悲しくなりました…
帰りに美登屋というお店でだしそばを食べ、山寺駅へ戻りました。
今回はここまで!!
最後まで見て頂きありがとうございました。